2009年5月21日木曜日

問題意識を持つ

企業トップの講話を聞いていると、よく耳にする言葉に「危機意識・問題意識・当事者意識」の意識三大話がある。
確かに、環境変化への適応の道筋を模索し経営の舵取り役の大任を負う企業トップとしては、笛吹けど踊らずの状況を避けたいところである。そのためにも、全社員が「このままではいけない。何とかしなければ・・・」の「危機感」を持っていなければ革新への動きも鈍くなろうというものである。
しかも、企業に評論家は不要である。何か新しい動きを始めようとするとすぐに、「そうは言っても・・・」「過去の実績から言えば・・・如何なものか・・・」と、したり顔でネガティブ論を展開する輩。自らが推力となって実行して始めて成果を見る「当事者」の想いを持たなければ、そもそも何も始まらない。
ところで今ひとつの「問題意識」である。そもそも問題意識とは何か。マイナス現象が起きたことを見続けることか?それでは、ネガティブ・チェックをすることになり、未来に向けた解決策が生まれてこない。そうではない。「問題意識」は、誤解がないように英語で言った方が良いのではないか。“Full-time Thinking”である。常に考え続けること、意識の中に自らの課題を持ち続けることである。NHKの番組に「プロジェクトX」があった。その基本コンセプトを「思いは叶う」と言う。ある課題に問題意識を持ち続ければ、答えは生まれる。
マーケティング・スタッフが持つべき問題意識とは、「一つことへの想いの継続力」と理解できよう。

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想いを発信する

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