私は今「契約」をして現在のビジネスを展開している。誰と何を契約しているのかといえば、「自分自身」と「マーケティング・スタッフ・ビジネス展開」の契約である。それ程、縛りのきつい契約ではない。少なくとも今後3年間、「元気に」次代のマーケターに「正道的にマーケティング思考・実践を伝承する」ことが基本契約である。
したがって、おちおちと風邪などひいていられない。先ずは「日々の元気」が契約の第1条である。そして正しくマーケティングを学ばなければならない。第2条が「正道的なマーケティング伝承」にあるからである。表層的なことを言葉巧みに語るのではなく、本質的なことを自らをメディアとして伝えることを心しなければならない。現在の契約は3年。その後は1年毎の契約更改に臨もうと考えている。そのためにも、自らが学ぶことを忘れてはならない。
学ぶとは「知らないことをわかるようにする」「自分なりの解釈をする」「学問を体系的に理解する」と、さまざまなレベルがある。どの段階にあっても、さまざまなアプローチがある。学校で一般的な学問体系を「習う」。先人の残した知の集積を書物を読むことによって「辿る」。他者の考え方や理解の内容を会話を通じて「聴く」。これらのことは日常生活で繰り返していることである。
企業のマーケティングも実は契約関係によって成り立っているように思う。それは「顧客」との契約である。「顧客を裏切ることなく、正しい商品やサービス、情報などのモノや知を提供し続ける」契約。それを、何年契約とするのか。その後の契約更改の条件を、顧客が間違いなく提示してくれるかどうかが問題である。再契約不要との答えが返ってきたのでは、市場からの撤退を余儀なくされる。
契約を継続するためには、先ずは自らを律していく必要がある。契約を正しく履行しようとする想いが無ければ、契約の更改は無いと思った方が良い。してみると、契約の履行・不履行の判定は、契約を取り交わした相手に対する自らの「自律」の度合いで決まるのかもしれない。
2010年9月17日金曜日
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